水泳ダイエットで効率良く5kg痩せしたい
雨天によりウォーキングやランニングのできない日が続く梅雨の時期は、週1回の市民プール通いで実践可能な水泳ダイエットにおすすめのシーズンです。
有酸素運動の一種である水泳と、自宅で行う筋トレを組み合わせれば、効率良く脂肪燃焼できる痩せ体質が生み出されます。
また真夏のウォーキングやランニングには熱中症のリスクがありますので、自分の体に無理せず効果的に痩せる方法として今年から水泳ダイエットを取り入れてみても良いでしょう。
今回は、口コミサイトなどに掲載されている水泳ダイエットの魅力や基本メニューを徹底解説していきます。
水泳ダイエットはどんな人におすすめ?
水泳ダイエットの最大の魅力は、水圧を上手に活用して体に適度な負荷をかけられることです。
ダイエットの失敗やリバウンドの繰り返しによって自己コントロールできないほどの体重になってしまった人の多くは、膝に負担がかかるなどの理由でランニングやジョギングなどが難しい傾向があります。
また走るより遥かに楽なウォーキングについても、大量の汗をかくことで、太り過ぎの方々にとってはあまり実践したくない存在となってしまうのです。
こうした体重増による悪循環から脱するためには、膝などへの負担のかからないプールで水泳ダイエットをするのが良いと考えられています。
水泳ダイエットを実践すると、どのぐらいのカロリーを消費できるの?
水泳ダイエットによる消費エネルギーは、泳ぐ人の体重と泳ぎ方によって大きく変わってきます。
この方法について詳しく解説したサイトによると、体重55kgの女性が30分で行う水泳ダイエットでは、下記の消費量が期待できるそうです。
・水中ウォーキング 196kcal
・クロール 240kcal
・背泳ぎ 274kcal
・平泳ぎ 297kcal
・バタフライ 398kcal
この一覧に目を通すと、全く泳げない金槌の皆さんでも水中ウォーキングで30分196kcal、1時間で392kcalものエネルギー消費ができることに気付かされます。
また最も激しいバタフライの場合はたったの30分で400kcal近いエネルギー燃焼ができますので、短時間で効率良く痩せられる有酸素運動を探している皆さんにも、水泳ダイエットのおすすめ度は高いと言えそうです。
水泳ダイエットの回数・時間・期間
有酸素運動の一種である水泳ダイエットで高い効果を期待するなら、最低でも脂肪燃焼の始まる20分以上動くことが理想となります。
また実際にこのダイエットを実践した女性たちの多くは、45~60分ほどを1回の水泳時間として確保しているようです。
ちなみに有酸素運動や無酸素運動を行う際には、筋肉を休める期間を設けることも必要だと考えられています。
そのため毎日のようにストイックに市民プールに通い続けるよりも、自分の筋肉疲労と相談しながら、多くても週3回ぐらいのペースで水泳ダイエットを実践するのが理想と言えそうです。
また水泳ダイエットなどの有酸素運動は短期集中型のダイエット法ではありませんので、健康増進を目的に長期的にやり続けるのが理想と言えるでしょう。
水泳ダイエットの効果をより高めるコツ1 空腹に注意すること
消費エネルギーの高い水泳ダイエットには、泳いだ後にお腹が空いてしまう難点があります。
またたくさん運動をした後の食事は大変美味しく感じられる傾向もあるため、多くの女性が水泳ダイエット後の食べ過ぎによってなかなか痩せないジレンマを抱えているようです。
こうした状況にブレーキをかけるためには、水泳ダイエットを始めると同時に普段の食習慣を見直すことがおすすめです。
例えば、鶏胸肉やササミといった良質なタンパク質は、脂肪燃焼に欠かせない筋肉を作る上でも欠かせない栄養素となります。
また近頃ではコンビニエンスストアなどで鶏胸肉を使ったサラダチキンなども販売されていますので、スポーツ後の清涼飲料水やお菓子をやめて、こうしたダイエットに好循環をもたらす食材を摂取してみると良いでしょう。
水泳ダイエットの効果をより高めるコツ2 冷えに注意する
プールでたくさん泳いだ後は、施設内に設置されたサウナや温泉などを利用して、体を冷やさないようにしてください。
水泳ダイエット後に冷えたままの状態で過ごしていると、体にどんどん脂肪を蓄える悪循環が生まれます。
また冷えは血行不良によるむくみや水太り、セルライトなどを生み出す原因にもなり得ますので、ダイエット中はなるべく体を温めることを心掛ける必要があると言えるでしょう。
水泳ダイエットを続けるコツはありますか?
何かとメリットの多い水泳ダイエットを続けるコツは、気合を入れてお気に入りの水着を購入してしまうことです。
太っている人にとって水着姿は、なるべく誰にも見られたくないものとなります。
しかしこの方法によって少しずつ体が引き締まっていくと、水着姿になることによりその変化が大きく実感できるようになるのです。
また水中に入ってしまえば太った体型を他人に見られることもありませんので、最初のうちは細かなことを気にせずお気に入りの水着を持って出掛けることを楽しみにする心掛けが、長期戦とも言える水泳ダイエットに好循環をもたらすと捉えて良いでしょう。