ボディメイクで理想のボディを手に入れてみませんか?
日本のダイエッターの間でも注目度の高まるボディメイクには、学術的な定義や決まったやり方はありません。
しかし一般的には、体重を落とすことだけに着目したダイエットと比べると、ボディメイクという言葉には、健康的にメリハリのある体をつくるという目的があるようです。
ちなみにボディメイクは、海外のファッションモデルなどから輸入された考え方だと言われています。
外国の女優やファッションモデルの多くは、理想のスタイルを維持するために筋力トレーニングを欠かさず行う傾向があります。
またこうしたストイックなトレーニングを続けるミス・ユニバースを多く育てるトレーナーの中には、「日本人の女性は痩せることばかりを考えすぎて、健康的な美に目を向けていない」といった厳しい意見を述べる方々も少なくない実態があるようです。
ダイエットではなくボディメイクをするメリットとは?
筋肉トレーニングを中心としたボディメイクを行うと、多くの筋肉が付くことで体全体が引き締まっていきます。
また人間の体にとって筋肉は、普段の暮らしの中でエネルギーを燃やす基礎代謝を上げる上でも欠かせない存在です。
加齢に伴い筋肉量が減少すると、若い頃に実践していたダイエットの効果がでにくくなったり、同じ生活習慣を続けているのに太ってしまうといった悪循環が生まれます。
そのため、老化現象の出始めるアラサー以上の女性が、体重だけに着目したダイエットからボディメイクにシフトしていくことは、理想のボディを作る上でも理にかなっていると言えるのです。
ボディメイクにおける基本的なやり方、考え方
ボディメイクの基本は、適度な負荷をかけることで筋肉をつけるというものです。
そのためには、週1~2回ほどの筋力トレーニングを1度につき15~30分ほど実践するのが理想と言われています。
また筋肉によって効率よく体を引き締めるためには、普段の食生活の中から糖質を減らす心掛けも必要です。
その代わりにボディメイクに成功している女性たちは、良質な脂質とタンパク質を積極的に摂取する傾向があります。
理想のボディをつくるために長時間の筋トレをする必要はある?
綺麗なボディラインを作る上での筋トレは、15分~20分ほどの短時間で十分です。
筋肉トレーニングというのは、筋肉に高い負荷をかけることで脳に対して「筋肉を大きくする」というメッセージを伝えることが主目的となります。
ちなみに有名なフィットネストレーナーの北島達也さんによると、その時間はたったの7秒だそうです。
更に脂肪燃焼を効率よく行うためには、この「神の7秒間」と呼ばれる筋トレの後に、有酸素運動をプラスすると効果的だと言われています。
筋力トレーニングはどの部位から始めるべき?
筋トレ初心者が最初に始めるべきなのは、腕から肩にかけてのトレーニングだと言われています。
このパーツのトレーニングで変化がでてきたら、次は下半身からお知りのラインへとシフトしていく形です。
こうした流れで最初に腕から肩のラインがハッキリ綺麗になると、上半身から下半身に視線を落とした際に、体のくびれが良く見えるようになると言われています。
またヒップとウエストの比は0.7が理想と言われていますので、このバランスを目指してヒップアップのエクササイズなどを行うことで、メリハリのある体型に近づいていくと捉えて良いでしょう。
ボディメイクのために用意すべきものとは?
初心者でも簡単に使えるアイテムとして、多くの人がダンベルを勧めています。
その中でも重さを自由に変えられるタイプのものは、鍛えるパーツや自分の体調に合わせて活用しやすい存在となるようです。
またダンベルはフルスクワットなどにも活用できるアイテムとなりますので、さまざまなトレーニング動画の公開されているYoutubeなどを見て自分の鍛えたい部位に合った動きを学んでみても良いでしょう。
ボディメイクにつながる食習慣の改善と注意点
ボディメイクをする女性になるべく減らしていただきたいのは、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸と糖質です。
パンやクッキー、揚げ物などのメニューに含まれるトランス脂肪酸は、体を酸化させるといった意味でも美容や健康に良くない脂です。
また炭水化物や糖質のとりすぎを続けていると、糖化による老化現象が進みやすくなるとも言われていますので、美肌のためにアンチエイジングが必要な年代になったら、砂糖やマーガリンなどを含んだ食品をなるべく避ける方向にした方が良いと言えそうです。