若い女性を中心に、大流行中のタピオカドリンクですが、タピオカは高カロリースイーツとして知られています。
ミルクティーやココナッツミルクなどに入れて食べるタピオカですが、様々なデザートによく合います。
太るけれどおいしいタピオカは食べたいという女性は多いでしょう。
ここではダイエット中の女性のために、ダイエット中でも楽しめるタピオカの賢い食べ方などを詳しくご紹介しましょう。
タピオカが太る理由とは?
タピオカドリンク、ミルクティータピオカなどで人気のタピオカの原材料は、キャッサバというイモ科の一種で、原産地は南米になります。
キャッサバはサバナ気候や熱帯雨林気候などの地域で栽培されており、気候条件や土壌条件が悪い環境かにおいても、比較的簡単に生産できる植物として、現地では重宝されています。
このキャッサバは、パンやご飯と同じように炭水化物を主成分としています。
炭水化物はダイエット中の女性にとっては大敵となる、気をつけて摂取しなければいけない栄養素の1つと言えるでしょう。
炭水化物ダイエットというダイエット方法があるように、炭水化物をたくさん摂取すると血糖値が急激に上昇して、脂肪として体内に蓄積されてしまうのです。
タピオカの原材料であるキャッサバも炭水化物になるので、タピオカドリンクはダイエットの大敵となってしまうことが考えられます。
タピオカのカロリーは100gあたり約280キロカロリーになります。
ご飯1膳分が150gあたり約250キロカロリーになるので、、同じ質量食べるとタピオカの方がご飯1杯分よりも高いカロリーになってしまうのです。
他の炭水化物と比較してみてもうどんが約105キロカロリー、そばが約132キロカロリー、パンが約264キロカロリーなので、タピオカのカロリーは高いと言えるでしょう。
さらに糖質量は100gあたり、約86.7gになります。
カロリーは高いが、ダイエット効果も期待できるタピオカ
タピオカはカロリーが高いですが、ダイエットに効果を発揮してくれるポイントもいくつかあります。
まず1つ目に「食物繊維が豊富なこと」です。
タピオカの原材料はイモ科のキャッサバになるので、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には整腸作用があり、腸のぜん動運動を活発にして、腸内環境を整えてくれるので、お通じをスムーズにして便秘を解消してくれるでしょう。
便秘になると体内の毒素や老廃物が停滞してしまい代謝も落ちてしまいますが、タピオカを食べることで、整腸作用が得られて便秘が解消し、ダイエットにもつながるでしょう。
2つ目に「グルテンフリーであること」があります。
グルテンとは小麦、大麦、ライ麦などの穀物に含まれている特有のタンパク質であり、このグルテンが腸内環境を悪化させて、消化不良、便秘を引き起こすことがあります。
そのため日本国内、海外ともにグルテンフリーの食品が注目されており、タピオカもグルテンフリーなので安心です。
3つ目に「満腹感が得られること」があります。
タピオカの特徴でもあるもちもち食感は自然と噛む回数が増えます。
噛む回数が多ければ多いほど、咀嚼回数が少ない時に比べて唾液分泌量が多くなるため消化しやすくなりますし、満腹中枢が刺激されるので満腹感を得られやすくなります。
タピオカはたくさん噛んで食べるので少ない量で、お腹をいっぱいにすることができるため、食べる量が減りダイエットにつながります。
ダイエット中はタピオカをいつ飲むのがおすすめ?
ダイエット中でもタピオカドリンクを飲みたい!という方は、飲み方や飲むタイミングなどを工夫してみるとよいでしょう。
まずタピオカドリンクを飲むタイミングとして、おやつ時がおすすめです。
タピオカは腹持ちがよいので、おやつに飲むと夕食までにあまりお腹が減らないので、夕食の量を減らすことができます。
タピオカに合わせるドリンクはミルクティーなどのミルク系はカロリーが高くなってしまいますし、フルーツ系のジュースも高カロリーです。
低カロリーにしたいのであれば、砂糖を使っていないストレートティーや炭酸水などもおすすめですよ。
タピオカドリンクを食後のデザートとして飲む人がいますが、カロリー摂取過多になるので避けた方がよいでしょう。
タピオカは高カロリーな食材ではあるものの、ダイエット中でも飲むことができる人気デザートです。
タピオカは色々な種類があるので選ぶのも楽しいですし、飲み物を低カロリーなものにするだけでも総カロリーはだいぶことなります。
また冷たいドリンクに合わせるのが一般的ですが、最近ではあたたかい飲みものにタピオカを入れて飲む場合もあります。
ダイエットはどうしても好きなものを我慢しがちになりますが、ストレスをため込むくらいなら、好きなものを飲む方がよいでしょう。