背中の肉が見た目年齢を高めている
エイジングケア化粧品を使ってしっかり顔のお手入れをしているのに、それでも実年齢より老けて見られてしまう・・・。
こんな悩みや違和感を覚える女性の中には、背中についた分厚い贅肉が原因で、周囲に老けた印象を与えてしまっている方々も非常に多く見受けられます。
また自分自身ではチェックの難しい背中のお肉は、長きに渡って放置されることにより、気づいたときには簡単には落ちない段階に達していることもあるようです。
今回は、背中の肉が蓄積する原因を確認した上で、ストレッチなどを中心とした背中痩せダイエットをおこなうメリットや具体的な方法を皆さんにご紹介していきます。
背中に贅肉がつく理由・原因1 加齢
見た目年齢に支障がでるほどの脂肪は、加齢によって生まれやすくなると言われています。
歳を重ねるごとに筋肉量の減少する人間の体には、アラサーやアラフォー以上の年代に突入すると、脂肪がつきやすくなる特徴があるようです。
そのため、それなりにケアをきちんとしている女性であっても、若い頃と比べると遥かに背中などにお肉が付きやすくなります。
背中に贅肉がつく理由・原因2 運動不足
ウォーキングや筋トレ、ストレッチなどの運動を全くせずに、ゴロゴロ、ダラダラの暮らしを続けていると、摂取カロリーが消費エネルギーを上回ることにより、当然太りやすくなります。
これに対して若い頃のように元気いっぱい動けない年代に突入しても毎日コツコツと簡単なストレッチなどを続ける人たちは、お年寄りであっても際立つほどの贅肉がつかない傾向があるようです。
こうした形で体を動かすことと理想のボディの関係について目を向けてみると、どんな年代に入っても自分を若々しく保つために、適度な運動は続けるべきと捉えた方が良さそうです。
背中に贅肉がつく理由・原因3 姿勢
日々の暮らしの中でスマホやパソコンばかりを使っている人達も、背中の贅肉がつきやすいと考えられます。
特にスマホの画面を見るために背中の丸まった状態となる人たちは、筋肉が常に緩まることにより、お肉がつきやすい実態があるようです。
またスマホの長時間使用は、首周りの血行不良やフェイスラインのたるみ、肩こりといった不調ももたらしますので、健康的な美しさを保つためには、なるべくデジタル家電を使う時間に注意をすることも必要だと言えそうです。
背中の筋肉を鍛える2つのメリット
これから紹介するトレーニングによって背中の筋肉を鍛えると、下記2つの好循環が生まれます。
・きれいな姿勢により、見た目が若く見える
・代謝アップにより、脂肪燃焼もスムーズに行われる
体の中でも比較的大きな筋肉のある背中は、痩せやすい体質を目指す上でも鍛えておくべきパーツと言えそうです。
肩甲骨を閉めるだけ!簡単エクササイズ
肩の高さまで上げた両腕の手のひらを、上に向けます。
その後、肘を90度までに曲げた上で、肘を一気に開き、肩甲骨を下げる動きをしていきます。
肩こりなどの不調を改善して、スポーツなどのパフォーマンスを上げるために、肩甲骨の柔軟性に目を向けるアスリートは非常に多い実態があります。
そんなプロのスポーツ選手などにも実践されるこの動きは、誰でもできる簡単なものであったとしても、彼らのようにカッコいい背中を目指す上で取り組んでおくべきエクササイズとなりそうです。
背中の肉を落とす筋トレ
次のエクササイズには、背中に溜まった肉を落とす上でとても効果的な運動です。
まず肩の上に両手を置き、肘を大きく前後に5回まわします。
その後、腰に両手を当てた上で思いきり肩を上げたら、ゆっくり息を吸って3秒間のキープをしてください。
最後に3秒かけてじっくり息を履いたら、肩を思いきり下げて1セットが終了です。
省スペースでおこなえるこうしたエクササイズは、フィットネスクラブなどに通う時間的余裕のない方々でも継続しやすい存在となります。
タオルエクササイズ
最後にご紹介するタオルを使ったストレッチは、背中に生じた「はみ肉」に効くと話題です。
このエクササイズをするときには、まずハンドタオルを1枚用意してください。
まず、左右の手を使ってタオルの端を持ち、両手を肩幅ぐらいに開いて立ちます。
そのままタオルを一気に頭の上に持ち上げ、息をゆっくり吐きながら肘を開き、体の後ろに腕をおろしていきます。
その後、息を吸いながらタオルを持ち上げると、1セットが完了となります。
どの家庭にもあるタオルを活用しておこなうこのエクササイズは、特殊なトレーニングアイテムを使わなくても、誰でも簡単に実践できる存在です。